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高速道路は総体の経済を成長させるのか。

経済成長には高速道路が必要だという見方がある。果たして資本主義経済なるものは永遠に成長し続けることが可能なのか。
経済成長による地球環境の悪化が指摘されて久しいが、もうとっくの昔に経済成長は限界を超えているのではないのか。
経済成長という幻想に憑かれている限り、人びとの暮らしは無視され、常に高速道路を始め、「公共」工事=「公共」投資なるものが、優先されてゆく。
しかしこの「公共」工事、公共とは名ばかり。あたかも総体の経済成長を目的にしているかの如くに見せかけるが、実態は力有るものの利権の温床であり、その利権に預かった者だけが「公共」という美名の下に、「成長」して行くという総体の経済成長どころか極めて私的な成長を諮るもの。
中部横断自動車道とて同じ構造にある。